ダイカストマシン :
油圧ダイカストマシンをモデルチェンジ
ハイサイクル対応 小型ダイカストマシンを追加
BD-200V6 EX-H
2015年10月21日
東洋機械金属株式会社(本社:兵庫県明石市、社長:十亀和則。以下「東洋機械金属」)は、主力製品である油圧ダイカストマシン「BD-V5EXシリーズ」のモデルチェンジに先立ち、BD-200V6 EX-Hの受注を10月28日より開始する。
油圧機「BDシリーズ」は、その折々の最新技術と長年にわたる伝統技術を融合しながら東洋機械金属のハイエンドダイカストマシンとして販売してきた。
新型BD-V6 EXシリーズは、従来機に対し型開閉機構とフレームをより高剛性とし機械の信頼性を向上するとともに、新型制御装置を搭載することで、機械操作とメンテナンスを容易にし、ユーザーを支援するものである。
今回、受注を開始するBD-200V6 EX-Hは、新制御「SYSTEM600」を搭載した最初のダイカストマシンとなる。また、東洋機械金属が得意とする小型機の分野で、要望の多い200トンの型締力を持ち、125トンに迫る鋳造サイクルを実現するハイサイクルモデルである。
さらに標準仕様の「BD-200V6 EX」も同時に受注を開始し、用途にあわせて2機種から選択することができる。
BD-200V6 EX-Hの特長
1.超低速から超高速まで正確かつ自在に射出可能な「新・マルチインジェクションシステム」
・低速射出速度0.03~1.0m/s
・高速射出速度 1.0~9.0m/s
・高速加速性能 7m/s/0.01s
2.ハイサイクルを支える、「高剛性型締装置」、「高剛性フレーム」
3.マシン性能をフルに引き出す新制御「SYSTEM600」
・見やすく、操作しやすい15インチカラータッチパネル
・タブレットで条件変更・モニタ情報の閲覧が可能(オプション)
上記以外の機種については、2016年春からの順次切り替えを予定している。
なおBD-200V6 EX-Hは、10月28日から31日まで韓国で開催される「KOREA METAL WEEK 2015」に出展する。
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